テレビゲーム解釈論序説
なんか目次が見あたらなかったので載せてみる。
第一部論 論考
- 第一章 ゲーム機のイデオロギー装置的可能性
- 第二章 記号的恋愛のディスクール -テレビゲームの中の「エロティズム」
- 第三章 テレビゲームの中の〈子供〉言説
- 第四章 テレビゲームの中の「子供性」 -テレビゲームは幼稚な遊戯体験か
- 第五章 テレビゲームから見た日米文化比較 -ロールプレイング・ゲームはなぜ日本の遊戯文化として定着したか
- 第六章 ロールプレイング・ゲームの物語構造 -その伝達様式を考える
- 第七章 ロールプレイング・ゲームのレトリック表現
- 第八章 ロールプレイング・ゲームの間テクスト的性質 -RPGはプレイヤーに何を伝えているか
- 第九章 サウンドノベルと赤川次郎
- 第十章 テレビゲームに描かれた「死」
- INTERLUDE アンダーワールドとマリオ
第二部 覚書
- 第一章 欧州サッカー〈テレビゲーム観戦〉試論
- 第二章 ロックとマンガ・アニメ・ゲーム
- 第三章 ゲームボーイと語学
- 第四章 ピグマリオン・コンプレックスとテレビゲーム
- 第五章 宮澤賢治とテレビゲーム
- 第六章 テクストの快楽 -シェイクスピアからテレビゲームまで
- SUPPLEMENT ポルノグラフィティ・ゲーム
五章まで読んだが、なかなか面白い。海外版として移植された際に修正された箇所を挙げているが、たとえばドラクエだったら「ロト」が全く別の名前になっている。ロトは聖書に出てくる人物なので名前を変更された、とか。他にもテキストの表現が全然違う物になっているものや、イベント自体削除された作品等なども知ることができた。
意外だったのギャロゲーというか、恋愛シミュレーションゲームについて触れている。第二章がそうだ。内容が内容なんで詳細は省くが、こーゆー解釈もできるのか、と思った。ほんの少し、極微量だけギャロゲーを見る目が変わったかもしれない。
とりあえず最初の数章は面白いので、本屋で見つけたらちょいと立ち読みするのをオススメする。・・・置いてあるの見たこと無いけど。
あとどうでもいいが、この本ではどこぞの教授のように、
- とりあえずテトリスで脳波チェッキソ
- やばいやばい脳波やばい
- テトリスは殺人ゲー
- っていうかゲーム全部やばい
このようなことはせず、結構な数と範囲に渡ってゲームを調査している。例えば第三章だと46億年物語を筆頭に、エストポリス伝記2、イデアの日、ヘラクレスの栄光3、サンサーラ・ナーガ、ソウルブレイダー、ガイア幻想記、トレジャーハンターG、ミスティックアーク、G・O・D、FF1-6、DQ1-6等々・・・有名どころからマイナーどころっつーかクインテットまで幅広くカバーしてたりする。知ってるタイトル(しかもマイナーばかり)が揃ってるとついついニヤリとしてしまう。
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2005
0924