零 ~zero~

零 ~zero~

影牢のテクモが送り出したホラーアクション。ぶっちゃけると和風バイオだけど、ただの和風バイオでは終わっていない。

和製ホラーと名乗るだけあり、舞台となる屋敷内での恐怖の演出がすごい。部屋中を包む闇と懐中電灯が作り出す影、視界の端に移る人影、時折聞こえる物音、未知の領域への一歩、何かを知らせるが如く震えるデュアルショック、そのどれもが怖い。さらにすごいのは、それらがゲーム中でマンネリ気味な出し方などをせず、最後までキッチリ怖がらせてくれること。素晴らしい。

ってゆーか半端じゃなく怖ぇーよ! バイオハザードがコメディに見えてくる(恐怖の質が違うのは承知してるが)。よくもまあ、これだけ怖いものを作ったものだと関心したわ。

あー、あとアクション部分も中々斬新。射影機と呼ばれるカメラで悪霊を撮ることで除霊することができるんだけど、ただ撮るだけじゃなく、ファインダーに収め続けることで攻撃力増加、悪霊の隙を突いた瞬間を撮影するZERO SHOT。最接近撮影や特殊効果と併用した撮影等を行うことで、ダメージの増加、行動のキャンセル、カメラ強化に必要なポイントを得ることができるので、悪霊と付かず離れず、タイミングを計りながら戦う。

悪霊も単純に突っ込んでくる奴から、高速移動、ショートワープ、背後に出現、足元から出現等の技を駆使してくるので、じっくりシャッターチャンスを狙うよりは、ひたすら削りに走るほうが被害が少ない場合もある。

こんな感じで、全体的にただ単調ではない戦闘に仕上がってる。でもって、前述した恐怖の演出もあって、ゲームの最初から最後までぶっ通しで怖く、そして面白かった。

XBoxではFATAL FRAMEというタイトルで、より遊びやすく+追加要素満載で出ているらしい。ちょっとそっちのほうもやってみたいのぅ。