SandyBridgeで3年振りの自作PC その1 準備編

Core2Duoマシンを組んでから3年。作った当時はこれで5年は戦えると思っていたが、液晶が肥大化アンド値下がり、地デジやブルーレイが地味に普及してフルHDが当たり前、2TBのHDDが6千円切ったり、ライブストリーミングが流行出したり等々・・・ぶっちゃけ処理能力足りない。

昨年Intelから新世代のCPUとしてCore i3/i5/i7がリリースされた。脅威の処理能力と省電力を見せたが、発売直後から1年後の2011年頭には新CPUが出る。しかも互換性が無いのでマザーボードを買い換える必要がある、という話が出ていた。

コストパフォーマンスは魅力的だが、まだ買い時ではない。余程の自作猛者でなければ初物には手を出さないのがお約束。ましてや新CPU。何が起こるか分からない。それにPC組んでから2年しか経ってないじゃないか。 1年待てば今よりも明らかに性能が向上した新CPUが来る。我慢だ我慢・・・

そして今年2011年。LGA1155フォームファクタのCore i5/i7は、見事に昨年のLGA1156よりも性能が向上させてリリースされた・・・のも束の間、まさかのチップセット不具合でマザーボードボッシュート! 販売開始で流通し始めたところに東日本大震災。踏んだり蹴ったりな状態だが、ようやく落ち着いてきた頃には既に5月半ば。ヒャア 我慢できねぇ 買いだ! というわけで新PCを組むことにした。

絶対条件:PV4や偽トロのキャプチャ環境が安定動作すること

OSは未だにド安定のWindowsXPを利用するので、ソフトウェア面ではよほどのことが無い限り環境をそのまま移行できるはず。問題はハードウェア。PV4が鬼門。

なぜPV4が使えないのか

今年出た最新CPUのi3/i5が属するSandyBridge以降ではチップセットの仕様からPCIのサポートが無くなっている。あれ? PCIスロットがあるマザーボードってなかったっけ? と思った人がいるだろう。PCIは廃止されたが、PCIExpressの帯域を利用してPCIスロットにしているのである。PCIExpressはPCIの数倍の帯域があるため、そういったことが可能になる。

しかし、そのPCIExpressからPCIへの変換に差があるようで、現状PV4の性能をフルに活用できるマザーボードが存在しない。1280x720までは大丈夫だけど、1440以降はコマ落ちorPV4が落ちる、といった感じだ。

ちなみに、PV4がPCIの帯域をフルに活用するからこうなるので、その他のPCI拡張カードはこういったことは全く起きないと思ってもらって構わない。PV4が異常なのだ。

ライザーカードでPV4が動く?

いわゆるマルチタップ。PCIExpressスロットをPCIスロット複数に変換する拡張カード。GH-EB262-C13やDIR-EB262-C7の動作報告が多くて今のところ鉄板らしい。

注意したいのはPCケースの構造。PV4にライザーカードを挿してさらにマザーボードに刺すことになる。既存のPCIExpressスロットへは干渉して配置できないので工夫が必要になる。

マザーボードがmicroATXでケースがATX対応ならマザーボード下部に空きができるので、ここに装着するのが多分ベスト。それ以外だとケース外に出すハメになりそうだ。

SandyBridgeでPCIをサポートするチップセット

PV4ユーザーが絶望する中、Intelから企業向けチップセットB65及びQ67が発表された。企業向けマザーボード用のチップセットだが、なんとPCIをネイティブサポート。これならPV4が完全動作するはず・・・!

と、いうわけで

企業向けチップセットB65を搭載したマザーボード、DB65AL3で新PCを組むことにした。仮にPV4が動かなかったらライザーカードで動作させる2段構えで。

なお、このマザーボードはIntel製な上に企業向けなので、ASUSやGIGABYTEのマザーボードに搭載されているようなカッコイイ名前の機能は全く搭載されていない。すごいシンプル。

PV4以外の選択肢

世の中にはPV4以外にもキャプチャカードは存在する。Monster X2、INTENSITY Pro、最近出たばかりのColossus等々・・・

PV4に固執するのは、単に自分のゲーム環境がPV4に最適化されてしまっているからなのと、さらに2万円前後出してまでキャプチャカード買いたくないなぁ、といったところ。DVI程度の画質があれば個人的には十分だし。

参考